最後の砦として重度のアトピーに苦しむ人が全国から集まる豊富温泉

美しい景色に囲まれた豊富町
石油の臭いも豊富温泉の特徴の一つ

概要

豊富温泉は保温保湿効果の高い油分を含む、ナトリウム塩化物泉とナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉の2種類からなる温泉です。

日本最北の温泉郷である豊富温泉は、20年ほど前から今日に至るまでアトピーだけでなく乾癬に苦しむ人々の最後の砦として、 全国から湯治客が訪れています。

また豊富温泉の特徴として、温泉を通じての町づくりが活発で、豊富温泉によって苦しいアトピー経験から救われた湯治客の方々が全国から移住し、地元の方々と共に「最後の砦」を守り続けています。

場所がら、近郊の方以外は気軽に訪れるというよりも、しっかり療養するための温泉として利用され、滞在期間も長めの方が多いのが特徴です。理想の湯治期間は2,3週間とされています。

*豊富温泉での湯治法
入る前に水分を摂る

シャワーで汚れを落とす

30〜60分をめどにお湯に浸かる(無理せず、半身浴全身浴を併用する)

浴場を出て、水分を摂る

十分に休息をとる(1時間前後)

これを1日2~3セット繰り返す

その日の体調や症状に合わせて時間やセット数を調整して下さい。


アトピーに優しい点

【精神面】
・同じ病気を持つもの同士、悩みを共有したり、励ましあったりして精神的に楽になる

・町全体がアトピーに理解ある町なので、重度の方でも人目を気にせず外出したり食事したりできる


【環境面】
・ふれあいセンターの浴場は一般用と湯治用が分かれているため、人目を気にせず湯治ができる

・湯治用の温泉は温度が38~39℃と低めに設定されているため、体に負担が少なくゆっくりお湯に浸かることができる

・油分のある温泉なので、保湿剤を使わなくても高い保湿効果を期待できる

・pH7.7で、限りなく中性(pH 6.0-7.5)に近い弱アルカリ性高張性温泉のため、肌への刺激が少ない上、成分が浸透しやすく、湯治効果が高いと言われる

・町営の温泉施設ふれあいセンターには、湯治や観光に関して相談できるコンシェルジュや、皮膚症状だけでなく、体調全般を相談できる健康相談員が常駐していて、共に温泉利用指導者の有資格者なので適切な湯治アドバイスアドバイスが受けられる

・温泉に入るだけでなく「運動(ヨガ教室、フットパス)」「食事(自然食品販売)」「睡眠」「心の栄養(お茶会、ランチ会、プチ勉強会)」などをベースとして総合的にアトピーと向き合って改善していくことができる


こういう方にオススメ

・中度〜重度の方
・ステロイドに頼らずアトピーを改善したいと思っている方
・ステロイドの副作用に悩まされている方
・近くの病院や温泉に通っても効果が感じられない方
・アトピーの悩みを一人で抱えている方


留意点

・温泉街へ行くまでの交通手段があまり充実していない

・大自然に囲まれた町である分特に温泉街の周辺はお店が少ないため、予め食材などを買い込んでおくことをお勧めします

・温泉成分の特徴として、石油のような臭いがします。たいていの場合はすぐに慣れますが、たまに受け付けられない方もいるようです

・温泉の臭いが染みこむ可能性があるので、湯治期間中はお気に入りの服の着用は避けて下さい。

・食事の前後1時間は入浴は避けてください。

・免疫が著しく低下している状態で湯治をすると、まれに感染症にかかることがあります。重度の症状の方の場合、最初の数回は湯治時間を短めにし、慣れさせてから徐々に湯治時間を伸ばすようにして下さい。

・初めての方の場合、まずはコンシェルジュ及び健康相談員にアドバイスをもらってから湯治をおこなって下さい。

施設名 豊富温泉ふれあいセンター
住所 北海道天塩郡豊富町字温泉
電話 0162-82-1777
営業時間 年中無休 08:30 - 21:00(※受付は20:30まで)
ホームページ http://toyotomi-onsen.com
備考 <問い合わせ・相談>
豊富温泉コンシェルジュ・デスク
場所:ふれあいセンター2階
営業時間:9:00-17:00(12:00-13:00 昼休み)
電話:0162-82-3782
e-mail:vivatoyocon@gmail.com
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